植栽のご紹介(ウツボカズラ)
皆様こんにちは。LAPUREです。
本日ご紹介するのは、食虫植物の代表的な種、「ウツボカズラ」です。
ウツボカズラは東南アジアやマダガスカル、オーストラリア北部を原産とする、ウツボカズラ科ウツボカズラ属の植物で約90もの種類が確認されています。
袋の中に消化液を含んだ液体を溜め、その中に落ちた虫を栄養にしながら生きています。
メカニズムとしては、蓋の部分に虫が好む物質を出す蜜線があり、それで虫をおびき寄せ、それをなめた虫は酔ったかのようにフラフラになり袋の中に落ちてしまいます。
一度落ちたら最後。ツルツル滑る壁に阻まれ上に這い上がることはできず、仮に上がれても、淵には逆向きに生えたとげがあり、また袋の中へ落ちてしまいます。
疲れ果てた虫は消化液で溶かされ、ウツボカズラの栄養となっていきます。
一見、残酷なようにも思えますが、ウツボカズラも生きていく為にこのような進化をとげた素晴らしい植物です。
育て方としては、寒さにめっぽう弱く、室温を常に15℃以上に保たなければならず屋内で育てるには難しい部類の植物です。
屋外で育てる場合も、気温が20°を下回る時期には室内での育成に切り替えるようにしましょう。
ウツボカズラの根は弱い為、水ゴケを使用します。水ゴケが乾いてきたら水分をたっぷりと与え、常に水ゴケが湿っている状態を保つことで、元気に長生きすることでしょう。
比較的飼育が難しい部類のウツボカズラですが、正しい育て方をしてあげれば可愛らしく魅力的な形を長く楽しめると思いますよ。是非チャレンジしてみてください。
LAPUREは様々な植栽をつかい、癒しの空間をお客様にご提供いたします。
グリーンのある生活で、日常に癒しを取り入れてみてはいかがでしょう。
グリーンのご相談は是非LAPUREにお任せください。